人はこの世に、
ご先祖様の命の繋がりによって
生を与えられて、
またこの世を去る時に死を迎えます。
この肉身を離れたあと、
あの世に持っていくのはただ一つ
”魂”だけです。
その「魂はどこへ行くのか」これが、
この世を終える瞬間以上に
とても重要なことです。
天国と地獄は、おとぎ話のように感じる人も
いるでしょうけれど
実際、肉身は土に還っても、
魂の存在がなくなるのではありません。
死を迎えればどこに行くのか。
それをはっきりと知ることは
とても大切だと思います。
天国と地獄。
今日は”地獄”にスポットを当ててみます。
地獄というのは、
古いインドの言葉でナラカといい
漢字に音写された「奈落迦」が転じたものです。
奈落の底とは、聞いたことがありますよね。
これは、”苦しみの世界”という意味です。
地獄=苦しみの世界ということです。
その苦しみの世界(地獄)は
あの世だけにあるのでしょうか。
地獄絵図のような場所を示すのでしょうか。
仏教では、地獄は
”自分の行いが生み出す世界”だと
説かれています。
物質的な地獄の世界があるというよりも
自らがこの世にいる中で、
積み重ねてきた業によって、
生み出す苦しみの世界であると。
例えば、借金地獄とは、
「借金地獄」という場所があるのではなく、
借金という行いが生み出す苦しみの世界を、
借金地獄といいます。
自分の借金という業が生み出した地獄で
苦しんでいるということです。
それも、誰かにあそこに行け!と
追いやられて、行くのではなく、
自分で作った苦しみの世界に、
自分で乗り込んでいくのだと
仏教では説かれています。
それは”別世界”だと思って、
多くの人は今を生きています。
死の瞬間よりも、その後の世界とは
果てしなく長~い時間、時空です。
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この世で幸せになれない者が
あの世で幸せになれるはずがない
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この世でのあり方、生き方が
この瞬間瞬間が重要なんですね。
この世の”地獄”は既に存在しています。
そこから抜け出すことです。
だからこそ、生と死に向き合い
永世を見つめて、今をどう生きるのか
その意識と行動が、とても重要です。
いきなり完全善人にはなれませんが
今この瞬間からでも意識していく中で、
何を選択するのかが変わってきます。
自分の行いだけでなく
私達には家系の御先祖様からの因果も
背負っているので、その因果に加えて、
自らの思いと行動により生じた結果を、
子孫に残すようになります。
私達が、ご先祖様の悪なる因果を解くことを
切実にお伝えしている理由は
自らが善に生きようとする力よりも
その悪なる因果に引っ張られる力の方が
強いからです。
この世、今の心と姿が大切です。
ご先祖様の見えない
縺れた糸を解いて差し上げて、
永世に向けて、今の一歩を
幸せな人生・姿へと転換するために
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