家系図と聞くと、人によっては
位の高い家系ではないからと
いう方も中にはおられます。
家系図は有名な家系であるとか
本家、分家であるとか、家柄のためだけでなく
過去のその時代時代に生き抜かれた
ご先祖様の足跡を辿ることでもあります。
今ここに至る、私を言う存在まで
繋がれてきた命を知ることによって
家系の歴史を知ることができるものです。
家族や家系への意識や関心、有難みや
生命の尊さ、感謝が薄れてきた
今日の風潮において、
個人主義の拡大と共に
失った代価というのは
とても大きいと感じざるを得ません。
戸籍はいつでも取れると
と思っているかもしれませんが
戸籍の保管期間も決められています。
戸籍の記録を正確に残しているのは
日本が、ご先祖様を大切にしてきた
証でもあります。
本当に素晴らしいことです。
私達のご先祖様が、
有名であるかどうかなどは
とるに足らないことです。
お一人でも欠けていたら、今の私たちは
存在しなかったということは、
変わらない事実です。
血の繋がった多くのご先祖様に支えられて
護られていることに対して
見える形として残していく
ご先祖様の記録が家系図です。
一生は、永世からすれば
一瞬のようであっても
そこに綴られた一人一人の
人生の足跡というのは、後にも先にも、
たった一度しかないことです。
家系図を作り、子孫が自らの
生命のルーツに誇りと関心をもって
感謝の心をこめて
代々の直系のご先祖様を
神様の元に還して差し上げること。
それは、何よりも尊いことです。
その恩恵は、子孫であるあなたが
授かるものとなります。
光り輝くご先祖様へと
変えて差し上げれるのは
『永代先祖供養』しかありません。
大切なご先祖様の記録が
廃棄される前に家系図を作り
貴方の愛と感謝の心で
どうか、ご先祖様を神様の元に
返して差し上げて下さい。
貴方の家系に、
未来永劫の幸せが満ち溢れますように。
