神仏習合から神仏分離の背景
日本は神仏を大切にしてきた国ですが
お寺と神社が、分れた理由があります。
日本に、仏教が伝来してから、
神道は1000年余にわたり、
仏教と習合して
神仏習合の時代を
生活の中で共にしてきました。
ある意味、
調和しながら尊重し認め、
善きものを残していくような
智慧と思いやりがあったのでしょう。
その当時の明治政府は
天皇の神権的権威確立のための
宗教政策により
寺と神社を分けたんですね。。
(国民を統治するための対策)
都合のいいように
寺と神社に分けられたわけです。
お寺と神社の違いとは。
神社もお寺も宗教施設
お寺(寺院)は、仏教の宗教施設であり、
神社は神道の宗教施設です。
お寺とは、お墓参りの為の場所でも
村の寄り合いの為の場所でもなく、
本来は出家した僧侶が
修行する道場のことなんですね!
仏教は「仏様」を信仰対象にしていて、
宗派は様々でも釈迦を
教祖として崇拝しています。
その仏様を種類ごとに分かれています。
(如来・菩薩・明王・天部・雑尊など)
神社は神道の神が祀られている神域です。
神道の神様は、
日本の神話に出てくる神様で
天津神・国津神や氏神など八百万の神様。
神道には教祖はなく、
教えも決まってなく、それで
「教」でなく「道」が
使用されているそうです。
神仏が分離した背景は、
近年の出来事ですが
私達は何気なく適応して暮らし、
神社仏閣の歴史も知らず
ご利益を求め参拝するのが
常識のようになってきています。
神社仏閣の建物は、
先人が神仏を敬う心で
建てたものでもあり
文化財とするものもありますし、
その場に身を置かれて
神仏に向かう姿勢を正されて
いる方々は
神仏を大切にする
『日本の文化の象徴』でも
ありますから貴いです🙏
建てられた場所によっては
風水を取り入れた、
運気の高い場所であったりもするので
癒されるし、いい場所もあります。
ただ、ここでお伝えするのは
歴史の背景と共に、
神社仏閣は象徴であり
神様はそこにはおられない
ということです。
お墓にご先祖様が
おられないようにです。
本当に神仏を大切にされるならば
まず、
家に仏壇を置き、
そして神棚を置いて
日々感謝して共に暮らすことです。
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仏壇がない、神棚がない…
全ての問題の凶元は
ここにあります。
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神仏を大切にする、
その心と姿勢が恩恵を
あやかるものであるんですね。
(私こそこれからであるのですが)
ご先祖様は、
自身の生命の歴史である
確かな事実であり、
自分と子孫を守ってくださる
応援団なのです。
生命のルーツを辿り
『永代先祖供養』をして
ご先祖様をご供養することなく
『持ち合わせた家系の運』は
上がらないです。
運気アップは生命のルーツに
立ち返ることです😊
家系図、永代先祖供養は
神仏と共に生きる基本なのです😇🙏