両親にいつも”見守られている”と
実感している子供達の安心感は、
自己存在価値の肯定を強めます。
それは「安心の基地」でもあります。
その安心感と、見守られているとの”実感”は
”守りたい”と思う心を強めます。
近年は、生まれてすぐから、仕事で預けたり
事情は様々ですが、触れ合い、絆を深める時間が
極端に短くなったように思います。
小さな歪が、後の人生の傷になることもあります。
「自分の力でここまで生きて来たのだ」と
思っている人も、実際は大切なものに守られて、
生きてきています。
「今の私たちが存在している」ということ自体が
ご先祖様達の、見守りがあってのことであるのは
自明の理です。
自分は”ご先祖様達に守られている”と実感する時、
そのご先祖様達を守りたいと思うようになります。
お互いに、守り合う循環がなされると、
私達は、今をより善く、生き切ることが
できるようになります。
環境においても、故郷の山や川、海、
自然も与えられているのだなと実感する時、
有難さに気付き、環境や地球への意識も強くなり、
それを守りたいと思うようになるのです。
今の時代、有難さを当たり前に捉えてしまい
「守り、守られること」への思いが薄れ、
人間の目先の欲望によって、
大切な場所を失っていっています。
『守られていることを忘れた代価』は
貴方が思っている以上に重いものです。
私達は今、原点回帰する必要があります。
その原点に立ち返るのが「永代先祖供養」であり
今まで、守り続けて下さった、ご先祖様への
恩返しは”感謝の生活をすること”です。
全ての根本は”生命”です。
一人一人が、原点から立ち返り
生まれてきた意味、人生の意味を、
深く実感しながら、幸せに生きる”姿”となり
子孫に、また周辺と共有共存しながら
互いに思いやり、生きる事が、自然と出来る
ようになるのです。
人生の生きる目的・意味人生の価値、
自分という生命の価値は、生き、生かされている
”今”実感しながら、生きる為にあります。
ゆえに、
『永代先祖供養の恩恵によってのみ、
人間は善をなすことができる』 のです。
全ての人に、愛と思いやりの心が
再び満ち溢れますように…。
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